トップページへどうぞ
トップページへどうぞ
２００９年０２月２８日（土）の起床時体重73.4キロ（＜82.4キロ：2003年４月２８日、標準体重66.6キロ）
保険
国が日本の建築士制度をどうしたいのか。よく考えたら答えはひとつしかありません。保険です。いろんな法律が変わったおかげで、賠償責任のありかが明確になりました。いくら下請けでも構造設計士は申請書類に判をつくことになる。もし設計ミスがあって被害が出れば賠償責任保険が使えます。もちろん偽装事件のような故意には出ません。それから、どこか壊れないと保険を使えない。それでも消費者保護の観点では前進したことになる。歩調を合わせるように住宅瑕疵担保履行法も施行になりました。瑕疵はかしと読んで、施工ミスによる被害のことです。これも保険でカバーできる。今年は設計事務所と工務店が賠償責任保険に大量加入する年になる。こうしたことは偽装事件とは関係ありません。偽装事件は法改正のきっかけに過ぎなかったわけです。どこでだれが考えたシナリオだったのか。よくできています。これでようやく建設分野を市場開放する準備が整ったということかも知れません。だれがどこから参入してくるのでしょうか。
| まえへ | 目次へ | つぎへ |