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２００７年０９月０７日（金）の起床時体重77.6キロ（＜82.4キロ：2003年４月２８日）
からすの近況 ２５
初夏に生まれたからすたちは初秋の今どうしているか。ハシブトカラスの一家は今も土手の竹やぶをねぐらにしている。夫婦と子ども３人の核家族。ハシボソカラスの兄弟は最近マンションの大ケヤキにねぐらを移したらしい。忍者飛びで大ケヤキに入るところを何度か目撃しました。葉のなかに身を隠して黙っているともうどこにいるのか分かりません。
こどもたちはいろいろな遊びをしていることが多くて見飽きません。最近ハシボソ兄弟のお気に入りは「ンガー！、ンガー！」というおどし声の練習。電柱の上から意味もなく人に向かってほえています。まだこどもなので迫力は全然ない。遊んでいるだけに見えます。先日、自転車を押しながら大ケヤキの下を通りかかったところ、ちょうど練習しようと思ったのでしょう。「ン」と聞こえた。バッとそちらを振り仰ぎましたところ「ンン」と言ったなり鳴きやみました。さぞかしびっくりしたのでしょう。ねぐらで発声練習したらだめだよ。黙ってなさい。
こいつらの親は見たことがありません。隠岐ノ島の伝承ではタクヒ神の使いであるカラスは縄張りを子に譲るとありました。タクヒ神社に参りましたところ、そこにはハシボソの兄弟がいたわけです。伝承通りです。ハシボソはハシブトよりも縄張りに対する執着度が高いのか。ただしハシボソの場合でも翌年春まで親子３人でいたことがある。親が離れるタイミングには個体差があるようです。毎年見ていてよく分からないのは、いつ群れになるのか、ということ。秋の運動会のような群れて飛ぶイベントとの関連もいまいちはっきりしません。ただ、このあたりのこともハシボソとハシブトでは大きな違いがありそう。からすはおもしろい。
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