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[アニメマンガ寸評]たぬきの思うつぼ

 

 

2006年11月12日(日)の起床時体重79.2キロ(<82.4キロ:2003年4月28日)

 

 

検索エンジン「グーグル」で「ルリキャラ」を検索すると、このホームページがトップに来ます。なんでだー!

 

 

たぬきの思うつぼ / かみちゅ!

なんとなく見始めましたところ第3話で感動いたしまして、現在第10話まで続けて観てます。背景がよく描けてまして、舞台は尾道。主人公は自転車を渡船に乗せて中学校へ通っています。その校舎が昭和7年ごろの鉄筋コンクリート校舎で神戸高校に似ている。天井の高い廊下の柱や梁のようすとか不必要にリアルです。そんなところが気に入って観始めたわけですが、坂道や渡船乗り場などの日常風景がほんとによく描けています。全体に「ちょっと前」フィルターがかかってまして、薬局の前のカエル人形、パン屋の前のアイスクリームの冷凍ケース、そのアイスクリームの棒に「はずれ」の文字、など。気が付かないようなところに凝ってます。そうした風景と坂のある町特有の見上げたり見下ろしたりするドラマチックなカメラワークがあいまって独自の世界観をつくっています。そして、その日常風景の中を小さなもののけたちが自由に歩き回るようすはおもしろ過ぎです。

さて、物語は人情味あふれる古典的なコメディ。「あずまんが大王」に似た学園もの。最初は気づかなかったのですが、主人公・一橋ゆりえの舌足らずな話しかたは独特ですね。ミッフィちゃん(長沢彩)を思い出させますが、「あずまんが大王」のちよちゃん(金田朋子)に近いかもです。「フルメタルパニック」のテッサに一番似ているのですが、ゆりえはテッサのようなルリキャラではありません。キャラとしては「魔女の宅急便」のキキとか「耳をすませば」の月島雫(しずく)。かならず近くにネコがいるキャラです。気に入ったのでキキキャラと名付けてみました。

 

 一橋ゆりえ「かみちゅ!」



  

まえ


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