TOP PAGEへどうぞ[アニメマンガ寸評]たぬきの思うつぼ 2006年8月12日(土)の起床時体重80.0キロ(<82.4キロ:2003年4月28日)
たぬきの思うつぼ / ラストエグザイル(2003年)
描き込まれたメカニック、独特の中世風音楽、それだけで最終話まで見てしまいました。ヴァンシップ(飛行機)乗りの少年が父親が果たせなかったグランドストリームを越える夢を果たすまでの物語です。ただし、どこまで見てもキャラが飛びません。世界は邪悪な独裁者と戦っておりまして、最後に少年がグランドストリームを越えることで世界は自由を得て平和が訪れる、という筋立てです。あほかー!世界平和のために少年の夢を利用するなぁ! 使命とか犠牲とかを空を自由に飛ぶものに押し付けるものではありません。途中で敵方のわがまま王子が仲間に加わるのですが、これが一番おもしろいキャラです。ただし、彼はなぜか物語に関わりません。いてもいなくいても話の展開に関係がありません、ていうのはどーよ! キャラが活きないのは、このように物語とキャラがバラバラなせいだとわたくしは思います。26話もあるのだから、もっとキャラのエピソードを入れてほしかった。
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