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［アニメ・コミック］
２００７年０８月０８日（水）の起床時体重77.2キロ（＜82.4キロ：2003年４月２８日）
たぬきの思うつぼ おおきく振りかぶって 第１７話 サードランナー
高校野球もの。よくできています。全員が１年生という設定。エースはやけに気が弱いがコントロールだけは天才的なピッチャー。この小動物系キャラがおもしろ過ぎます。県大会の初戦。雨の中スクイズを仕掛けてくる相手チーム。スクイズというのは３塁ランナーを生還させるためのバントのこと。転がった球を内野が拾って１塁に送っている間に３塁ランナーが生還するというもの。ところが雨が降ってますから球はぬかるみにはまって転がりません。キャッチャーの少し前で止まってしまう。突入する３塁ランナー。その後ろから捕球に駆け寄るサード。ファーストは打者が走ってくるので１塁ベースに釘付け。球に一番近いキャッチャーはどうするか。自分が捕球へ走ればランナーの生還を許すことになる。しかも今からだと１塁への送球も間に合わない。いつもは的確な判断のできる頭脳派キャッチャーも、このときばかりは棒立ちです。しかしキャッチャーは大事なことをひとつ忘れていました。ピッチャーも守備ができることです。そのときピッチャーはすでにマウンドを駆け下りてぬかるみにはまった球を捕ろうとしていた。それを見てサードが指示を飛ばす。素手で拾ってそのままキャッチャーへ投げろ。そんな難しいことがこの小動物系キャラにできるのでしょうか。ダイビングするピッチャー。倒れ込みながら球をすくいあげ、そのままキャッチャーへ返球。ヘロヘロと球に勢いはありません。それでもキャッチャーミットの真ん中へ吸い込まれていく。突入する３塁ランナー。ブロックするキャッチャー。典型的なクロスプレーです。さあ審判の判定やいかに。
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